ユキヤナギ
  サクラも満開となり本格的な春になってきました。ユキヤナギは西日本を中心に自生している高さ2b前後になる落葉低木です。私自身のイメージでは「ユキ」とつくと冬の感じがしてなりませんが、春に花が咲きます。和名は、ヤナギのように長くしだれる枝一面に、びっしりと雪のように白い花をつける様子を表しています。古来は、この花が岩のあるところを好んで生えるので、イワヤナギ(岩柳)と呼ばれていました。ユキヤナギは根があまり土中深く入らないので、夏にひどく乾燥すると枝先から枯れ込むことがありますので注意してください。来園者に「家のユキヤナギは大きくなりすぎて困っている」と言われたことがあります。話を聞いたところ、植栽地も最適で適期に適当に肥料を与えており、言うことなしの管理をしていることの”弊害”でしょうが、こうした場合は、思い切って上部の枝を切り取り、株から徒長枝を発生させて樹高を低くします。丈夫なのでかなり強いせん定をしても大丈夫です【花言葉】愛きょう・殊勝

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