ツバキ
   世界の園芸愛好家に好んで栽培されいる常緑高木です。ヨーロッパでは、「東洋のバラ」と賞されています。学名はCamellia(カメリア)で約二千品種以上ある言われていています。一重、八重、小型、大型、花色の豊富さで必ず好きな品種が見つかるはずです。花の美しさも魅力の一つですが、育てやすさや寒暑・乾湿に耐える性質などからも言えるのではないでしょうか。しかし、昔の人は花よりも常緑樹の葉に神聖さを感じていたようです。和名は、その葉から由来しています。葉が肉厚なため、「厚木葉」(あつきば)の「あ」を省略した説と葉につやがあることから「津葉木」が転訛(か)したなどと推測されています。花言葉はいいイメージですが、ツバキの花弁は基部でわずかにくっついているため散る時には花ごとポトリと落ちます。そうした様子から少し縁起が悪く見えるので、お見舞いや新築祝いなどには向かない花といえます。【花言葉】私はつねにあなたを愛します。

ツバキ科・植栽種・ツバキ園・サイクルロード沿いほか