ネムノキ
  ネムノキは高さ10bになる落葉高木で本州、四国、九州に分布し、深山公園のみならず、市内でもよく目にします。枝が横に広がり若いうちから傘状になる性質から夏の緑陰樹として家庭だけでなく学校や公園、遊園地などにも多く植えられています。ネムノキの特質は、乾燥しにくい土壌で日当たりの良い場所でよく育ちます。成長が早いので一度植栽場所を決めたら移植しにくいしうえ、太い直根で植え替えがしづらいので注意して下さい。しかし、マメ科の植物ですのでやせ地でも育ちます。花は、枝先に10〜20花が頭状につきます。葉は、オジギソウに似た葉ですが、触れてもおじぎをするわけではありません。和名は、夜間や雲天時に葉が閉じることから由来しています。他の植物でも、インゲン、カタバミ、オジギソウなども夜になると垂れ下がり眠ったようになります。ネムノキの就眠運動については、「ねぶ」の名前で『万葉集』にも詠まれています。【花言葉】心地よさ

マメ科・自生種・自由広場奥法面