モミ
 日本特産の常緑針葉樹で、大きいものは高さ4、50bぐらいになる高木です。年末になると老若男女問わず今や国民的行事になっているクリスマスのツリーは、日本ではモミの木(最近は他のものも多い)にいろいろな飾りをつけてイエス・キリストの誕生を祝っています。本場のヨーロッパのクリスマスツリーに用いられているのはトウヒ属のオウシュウトウヒです。一説によるとオウシュウトウヒには、北欧神話の主神オーデンの霊が宿っていて、それがサンタクロースなったという説があるそうです。モミは中国名で日本冷杉と呼ばれていています。自生地が寒地や冷涼な山地であるため日本の平地では栽培はむずかしいのですが、深山公園では児童広場の彫刻広場奥に植栽されており、元気に育っています。花言葉の「時間」はモミの木の長命からで、「真実」は長命から永遠のものは真実であることを表しています。みなさんに素晴らしいクリスマスが訪れることを祈ります。【花言葉】時間・真実

マツ科・植栽種・児童広場