ミモザ
 春めいた陽気が続き、市内を車で走っていてもいろいろな花が見られるようになってきました。深山公園にはありませんが、わが家では、ジンチュウゲが咲き、甘く濃厚な香りを漂わせています。気になるサクラですがソメイヨシノの開花は多少早まりそうです。ヒガンザクラ、カンヒザクラは咲いています。本種は、オーストラリア原産の花木で成長がとても早く三年ほどで成木になり、高さ十〜十五bになる常緑高木です。学名はフサアカシアのことです。日本では葉や花が似ているギンヨウアカシヤを含めて「ミモザ」と呼ばれています。今は咲き始めで四月中旬まで楽しめ、特に南進入路の谷間は一面黄色になり花が輝いて見えます。深山公園の傾斜地の多い場所は不向きな植物です。風に弱いため、毎年数本が倒れます。栽培ポイントは、平地で、風の当たらない日当たりのよい場所に植えてください。せん定は半ば放任仕立てでかまいませんが、枝が伸びすぎると安定性に欠けるので、開花中の枝を切り花と兼ねて枝抜きをしてください。 花言葉】豊かな感受性

マメ科・植栽種・深山一円