マンサク
  寒い日が続いていますが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか。暖冬から急に寒くなり寒風に耐えている木々を見ていると寒がりの私にとっては偉大さをつくづく感じます。 マンサクは、高さ五〜六bになり北海道から本州、四国、九州に自生している落葉小高木です。暖冬の影響で二週間あまり早く咲きました。まだ、咲き始めですが、春に先駆けて咲く代表種として知られています。そのため、和名は、春早く「まず咲く」から転訛(か)したという説と各枝に数多くの花が咲くときは豊年満作となるためとの説があります。県には阿哲郡から和名がついたアテツマンサクがあります。花の形は糸状の四弁の花弁がおもしろさを演出していて湾曲していたり、反り返ったり、よじれていたり同じ形の花は一つもないと言われ、とても個性的です。また、芳香があり切り花として利用されています。庭植えでも鉢植えでも栽培は容易で土質は特に選びません。日当たり、排水のよい肥よくな所が適しますが、半日陰でも十分育ちます。【花言葉】霊感・呪文

マンサク科・植栽種・花木園