カルミア
   ハナミズキと同じ北米大陸原産の花木です。日本では、「アメリカシャクナゲ」、「ハナガサシャクナゲ」と呼ばれていましたが、カルミアというのが一般的になってきました。名前は、スウェーデンの植物学者で北アメリカの植物を採取したピーター・カルムの名にちなんで付けられました。カルミアとは、カルミア属の中のカルミア・ラティフォリアを指します。耐寒性が強く、丈夫で美しい花を咲かせるので最も普及しています。花はメルヘンチックでとても可愛らしく傘をひろげたような形で、つぼみもお菓子を想像させるような形で花が咲く前から楽しめます。深山公園では花木園の池のほとりに植栽されております。強健ですが、湿性植物のため水分を好み、乾燥地では生育が悪いです。栽培ポイントは開花後、すぐに花柄を摘んで種子をつかせないようにすると、来年の開花が良くなります。繁殖は実生、接ぎ木、挿し木で行いますが、実生では個体変異が多く、挿し木では発根が悪いので、まだ供給量は、少ない花木です。【花言葉】大きな希望・野心

ツツジ科・植栽種・花木園