イチョウ
 日本各地に植栽され、高さ30mにまで達する落葉高木です。天然記念物に指定されている老樹巨木は30本を超し、幹回りが10m以上のものもあります。黄葉する木の代表格で、山地には少ないが寺社の境内や公園、街路樹として多く植栽されています。葉が水かきのついたアヒルの足に似ていることから中国で鴨脚樹(ヤーチャオ)と呼ばれ、これが日本でイーチャオイチョウと転訛(か)したものと言われています。私自身何も知らない時に先生に「どうして銀杏(ぎんなん)のなる木とならない木があるのですか?」と質問したことがあります。それは「雌雄異株」だからだと教わりました。皆さん「雌雄異株」と言うのはご存じでしょうか?これは同じ樹種で雄花の株と雌花の株が違う木のことをいいます。イチョウ以外にもたくさんあるので実の付くものは特に注意して下さい。銀杏は茶わん蒸しでよく口にしますが、熟れた果肉の強烈な異臭を思うと、その味は想像できません。【花言葉】将軍・大将

イチョウ科・植栽種・児童広場ほか