ハギ
  ハギは、日本各地に自生している落葉低木です。ハギは漢字で「萩」と書きます。この字のとおり、昔から秋を代表する植物とされ、キキョウ、ナデシコなど秋の七草の筆頭として知られています。花期は7月〜9月。紫紅色の小さな蝶(ちょう)形花が、長く伸ばした細い枝に咲き乱れ、夏の花と言ってもよいのですが、花の盛んな時期はやはり秋です。ハギはマメ科の植物で根に根瘤(りゅう)菌をつけているので、やせ地には非常に強い植物です。日当たり、排水のよい所ならよく育ちます。植えつけは、1月〜2月が適期で地上部は全部切り取り、やや高めに植えつけます。花が終わるとやがて葉も枯れて落葉し休眠期に入ります。その年に伸びた枝は、地際まで切り戻しておくと春早くから株元または土中から芽が動き出します。地上部は、毎年更新しましょう。深山公園には、ミヤギノハギ、ヤマハギとそれらの中間種が見られます。【花言葉】柔軟な精神

マメ科・植栽種・自生種・深山一円