アキノキリンソウ
  高さ50pほどになる多年草です。キク科の特徴でもありますが、中間雑種はいくつもあり、全世界に130種が分布しています。空き地や休耕田に多く見られるセイタカアワダチソウもその仲間です。北海道から南西諸島に分布し、日本中の山地の草原に、最も普通に見られる草のひとつです。山野草としての愛好者も多く、矮(わい)性アキノキリンソウと組み合わせ、石などを添えて植え込むと、情景が楽しめるものになります。和名は、秋に咲くキリンソウからで、花の美しさをベンケイソウ科のキリンソウたとえたものと言われています。別名のアワダチソウは、花の集まっている様子が酒を醸したときの泡立に似ていることによります。イタリアでは、アキノキリンソウは、万能な薬草と言われていそうで、薬屋ではこの粉末が最も高価な薬として売られていました。【花言葉】フランス=悩めるわが心を安心させて下さい・アメリカ=黄金のムチ

キク科・自生種・深山一円