アベリア
  中国原産のシナツクバネウツギとユニフローラの交配種です。花期は5〜11月と長く甘い香りも楽しめます。放任仕立てにするとほとんど手が掛からなく地ぎわから多くの枝を出して大きな株になりますが、強く刈り込んで玉仕立てや生垣など利用の仕方もいろいろあります。とくに土質も選びません。耐寒性、耐暑性が強く、排気ガスにも強いので都市緑化樹の緑化用低木としては、なくてはならない存在となっています。増やし方は挿し木・株分けで行います。挿し木後2年ほどで苗木として扱えるほど成長も早く病気や害虫もほとんど付かないので非常に扱いやすい樹種です。和名は、ハナゾノツクバネウツギ・ハナツクバネウツギと呼ばれていますが、属名のアベリアと呼ばれることが多い。ツクバネとは、花の落ちたあとの萼(がく)片の形が羽根つきの羽根に似ているからで、和名ならではの由来ではないとかと思います。花言葉は、調べましたが分かりませんでした。無邪気な思い出というのはいかがでしょうか。

ツキバネウツギ科・植栽種・サイクルロード沿い